熱しやすく冷めやすい

時折ポエミー

My Princess, Your?

「Prince!」

と叫ぶのがただただ楽しくて嬉しくて幸せだった2017年の年の瀬の話です。

 

1. 夏、EXシアターで神宮寺くんが唐突に「プリンスホテルの方が来てくださってます!」って言い出して

2. 秋に帝国劇場で岸くんが「プリンスホテルでの公演、絶対成功させような!」って言って

3. 冬の始まりに湾岸スタジオで岩橋くんが「見て!プリンスホテル!」ってPrinceの最年少のお誕生日ケーキについてきたおしぼりを客席に見せた。

あるのかないのか(プリンスにプリンスホテル、なんちゃってみたいなノリのいい感じで来てくれたんだったらどうしよう、とか)ヤキモキしながらも待ち望んだ、品川プリンスホテルのクラブEXで行われたPrinceの単独ライブ「My Princess Your Prince」に行ってきた。

今思えば上記の匂わせ(と敢えて言う)も、なんか、楽しかったな。湾岸でようやくこれはあるな!って確信持てた気がする。いやー待たされた。ドキドキした。

そして、待たされた分の期待以上に素敵な公演だった。

 

お茶会でもするのかってくらい狭い会場で、遠くにいてもありえないくらい近くて、ずっと神宮寺くんばかり見てた。衣装とかダンスの話を見るたびに「そんなんだったっけ?」ってなるからホントに神宮寺くんの顔しか見てなかったらしい。真後ろを岸くんと岩橋くんが通ってったのに遠くの神宮寺くんを見てたから気づかなかった。今思えばもったいない。

神宮寺くんは髪が明るくなってた。黒髪の方が好きって思ってるくせに見れば即茶髪派に鞍替えする自分。なんでこんなに神宮寺くんの顔が好きなのかわからないが本当に顔がカワイイ。目がきゅるんきゅるん。なのにかっこいい。

 

今回の公演、謎の英語コントとか本当に色々あったけど、わたしの中では新曲と愛のかたまりに尽きる。

新曲「You are my princess」が本当に本当に、今までのPrinceのイメージ(平和、キラキラ、未来、希望、みたいな?)とはまた違った、ちょっと大人でカッコイイ曲で、もうイントロからかっこよくて曲中もずっとかっこよくて、一瞬で胸を撃ち抜かれてしまった。神宮寺くん「ガラスの靴を脱ぎ捨てて」だよ。女の子に靴を脱ぎ捨てさせる神宮寺くん、好きしかない。勝手なイメージだけどなんか優しそう(しかもそれで失敗しそうだと思っている)なので、それくらい強引でいいと思うよ!メロディも何も覚えてないのに、あの時感じたことを思い出すだけで胸が苦しくなる。Prince初めてのダンスナンバー、みんな大好きいわちのセリフ&じぐラップもあるよ!C&Rもあった。一刻も早く映像化して欲しい。その暁には朝から晩まで聴きたい。

こんなにかっこいいPrinceがいるんだって、また新しいものが見れて本当に嬉しかった。12/27発売のananでは「平和と癒しの象徴」と言われてるけど、その言葉もその通りだしめちゃくちゃかわいくて気に入ってるんだけど、こんな一面もあるよって見せてくれて嬉しかった。Princeの好きなところの一つにちょっと拙くて未完成な感じがするところがあるんだけど、新しい姿やスタイルを見せてくれるとPrinceってどうなるのかまだ全然何にもわかんないなぁ!ってすごく楽しくなってしまう。だからそういう点でもこの曲をする3人がすごく好き。

まあ、そんなことはおいといてシンプルに曲がいいんだ曲が。

 

愛のかたまりはアンコールだった。神宮寺くん心底かっこよすぎてどうかなるかと思った。まず、衣装が。衣装っていうか上がTシャツだったんだけど。Tシャツを着た神宮寺くんがすごくよくて。わたしはもう釘付けでした。二の腕が…。

なんか、神宮寺くんって体が本当に薄いんだなって、その肉感?体つき?のリアルさに本当にドキドキしてしまった。ちょうどハタチくらいの男の人って感じで、大学でモテてる他サーの先輩みたいで、本当に何言ってるかわからないけど何言いたいかわからないくらいあのぺらぺらのTシャツを着た神宮寺くんがすごくよかった。ツイートしたことをそのまま書くけど、若さの特権みたいな線の細さ。腕も太ももも全部好き。

どんな風に見ていたかもう覚えてないけど、この曲の神宮寺くんすごくセクシーでさあ。。似合うなあって思ったのは覚えてる。わたしは何を見てたんだろう。もう一度見たいなあ。

 

OHサマーキングを歌ったのは楽しかったな。みーすたーおーさまーきん…さまーきん…って流れた瞬間の会場のえええ!?みたいな感じ、面白かった。なんか絶対ないだろみたいなサプライズ感ある選曲でお祭りみたいだった。Princeもびっくりしたでしょ!?って思ってたんじゃないかな。楽しそうだったし実際あのフリを一緒にするのも楽しかった!

 

じぐいわの欲望のレインは、わたしは新規だから思い入れはないけど二人にとって大事な曲なんだろうなっていうのは何となく知ってたから、この公演への思いを改めて感じた気がした。まあそんなことは今だから言える話で、そのときは「ひゃほーーーじぐいわの欲望のレイン見れるなんてーーー動画で見てたわーーー」ってテンション上がってしかなかったけど。奔放な人だから他に男がいる、っていう神宮寺くん色っぽかったです。彼のこと何だと思ってんだって感じだけどなんか…まあたしかに他に男がいそうだなって思っちゃった、ごめん。でも見抜けなさそう。

 

ていうかわかってたけど本当に神宮寺くんしか見てないな。

岩橋くんの顔大好きなのに落ち着いて見れてなくて悲しい。でもやっぱり白くて発光してました。あと岩橋くんの鼻にかかった声やっぱわたし好きだな〜って思いながら聴いてた。なんかそういう楽器みたい。失礼かな?笑、ユニゾンの中でベルみたいに聞こえるときがあって、異質だけどきれいだなと思う。

岸くんは動きがやっぱクセあるなあと思って、そしてそのクセがえろかった。男の人っぽいパワーを感じる。あと顔ちっさ!この公演は岸くんのアカペラから始まるんだけど、すごいインパクトだったなあ。この小さい会場だけでこのきれいな声を聴けるなんて、なんて贅沢。あのアカペラは、これから何が始まるんだろう!?っていう気持ちを更に高まらせてくれた。岸くんの声は聴いてて気持ちいいくらい伸びよくてきれいで、それなのにどこか落ち着くなと思う。

あとセクサマのセリフ!しょりぽんのところが岸くんだったんだけど、「1ねんじゅ…100年愛してる!!!」って力強く言い切った岸くんがめちゃくちゃかっこよかった。岸くんの計算のない素みたいな(彼の言葉を借りるならオーガニックな)かっこよさってなんなんだろ。岸担って幸せだね。いやわたしも幸せですが!!

 

デビュー組みたいに、オープニングでモニターに岸優太岩橋玄樹神宮寺勇太の映像が出てきたのには本当に感激した。これが単独ライブなんだなあ…!って実感した。

新曲の発表方法も本当にエンタメで、上から紙が降ってきてその二つ折りになった紙に「新曲」とデカデカと書いてあるものを客席に見せるという流れだったんだけど、それで会場がPrince含めわーいわーいって騒いでいると急に曲がかかり始めて3人がスッとポーズに入る…っていうその動きがなんか本当にかっこよかった。あっ皆さんプロですね!みたいな。おばかの国のプリンスと言われても文句言えないような英語コント(だがかわいい)の後だったから余計に…いやギャップ…ってなってもう倒れそうなくらいかっこよかった。

 

初日はキングが来てくれた。3人のMCはなんかふわっふわしてたんだけど(岸くんがクリスマス何してた?って3回くらい言ってたのに特に話は広がらず)、6人いるとテンポもよくて、なるほどこれが噂に聞いていたキンプリのMCかと思った。前後するけどサマーキングで平野がルンルンでステージ動き回ってたの可愛かったし、まさかのじぐれんでスペシャルハートなんだ…そうなんだ…!?ていう驚きもあったりして、楽しかったな〜。

 

思い出したことを一つ一つ書いていたら、いつになっても終わらないくらい、一瞬一瞬が宝物のような時間だった。夢にまでみたプリンスホテル公演。2階席のかわいいプレゼント。宝箱のような可愛くて小さな会場。3人にとっても、ファンにとっても本当にすごくすごく大切な公演だなって、何度も噛み締めるような気持ちだった。

大事なことだけど、3人はもちろんキャパのこともわかってる。神宮寺くんが「この会場に来れなかった人もいるよね」と言って2人も同調していたし、決してこの会場にいる人だけをファンだと思ってるわけじゃないってことを記しておきたい。

 

もう数日後には舞台が始まるという、しかも夏からキントレ、湾岸とライブを重ねてきた状況とは思えないほど新しい曲をたくさんしてくれたのが本当に嬉しかった。派手な演出はできないけど、すごくいい公演だったと思う。

神宮寺くんは確かにそこに居て、光を放ってました。客席に笑いかけ、少し遠くなってしまう2階席を気にかける神宮寺くんは、ステージの人でしかなく、そしてわたしに果てないキラキラみたいなものをくれる人なのだと思いました。

 

最後に、「My princess, your?」と呼びかけられたとき。こんなに楽しくて幸せな時間を過ごさせてくれた彼らの名前を呼べることに胸がいっぱいになった。めっちゃくちゃかわいいコールだと思うんだよね。ファンシーでメルヘンですっごくすっごくかっわいいと思うんだよね。わかってるくせに聞いてくるんだよ。そんなの決まってるじゃん。もう叫ぶしかない。

 

「My Princess, Your?」

「Prince!!」